2008年度 信号処理 3年生Bコースの 試験結果の詳細と成績

このページでは,2008年8月5日実施のBコースの試験について,その結果の詳細を お伝えするとともに,教務課に報告する最終的な成績をお知らせします.

お待たせしました. 採点作業,数値入力作業,判定プログラム作成の全てが終り結果が出ました. じっくりご覧下さい.(2008.8.14 22:38)

このページは,できるだけ早く成績を知ってもらうという目的だけでなく, みなさんの知識や理解を確実にするために設けています. したがって,成績だけをチェックするのではなく,模範解答 (1ページめ, 2ページめ) をあわせてご覧になり, 自分の間違ったところをもう一度勉強してもらえれば幸いです.


2008年度「信号処理論(Bコース)」の模範解答と採点基準. デジカメ画像です(1ページめ, 2ページめ


今年も,ヒストグラムを作ってみました. jpeg形式はここ. PDF形式はここ.


ちなみに,レポート点等を加える前の試験の点そのもののヒストグラムもあります. jpeg形式はここ. PDF形式はここ.

総合点成績個人識別番号試験得点問題1(2)(3)問題2問題3問題4学科
下記参照 6桁生の点ω利点窓関数定常性F級展z変換DF 
   満点->100101510155,5,5,510,10,10 
10762002682 81510 05,5,5,410,10,10C
10650226385101510 05,5,5,510,10,10T
08573904170 01510 03,5,5,3 9,10,10C
08157120060 0 010 05,5,5,510,10,10C
0786208045910 510 01,1,5,2 5,10,10C
075999997,空白52 5 010 05,5,5,0 9, 8, 5T
06862512149 0 5 0 02,5,5,210,10,10C
0672658574810 0 0 03,3,5,4 3,10,10T
06202000945 0 0 9 05,5,5,110, 5, 5C
06111121346 0 0 0 03,5,5,4 9,10,10T
06006084735 0 0 0143,3,5,5 5, 0, 0T
06000582445 015 0 05,5,5,5 0, 5, 5C
056999996,空白41 0 0 0 03,5,5,3 5,10,10T
05587102542 0 5 0 03,5,5,410,10, 0C
05501257944 0 0 5 03,3,5,3 5,10,10C
05429292937 0 0 0 03,3,5,1 5,10,10C
05417536941 0 0 0 04,3,5,4 5,10,10T
05162066636 0 5 0 03,5,5,3 5, 5, 5C
0499633694010 0 0 03,5,4,3 5, 5, 5T
04814159231 0 0 0 01,3,5,3 9, 5, 5C
04586091942 0 0 0 00,3,5,410,10,10T
04564762832 0 010 01,3,3,0 5, 5, 5C
04367891026 0 5 0 03,3,5,0 0, 5, 5T
04202313527 0 0 0 03,5,5,4 5, 0, 5C
0410313002810 0 0 01,3,1,3 5, 5, 0C
04089707029 0 0 0 05,5,5,4 5, 0, 5T
04010310427 0 0 0 05,5,5,2 5, 5, 0T
03900097426 0 0 0 01,5,5,0 5, 5, 5C
03873541923 0 0 0 01,3,5,4 0, 5, 5C
03857845735 0 0 0 01,5,5,5 9, 5, 5T
034不可52000717 0 0 0 00,4,5,3 5, 0, 0C
033不可33246520 0 0 0 02,5,5,3 5, 0, 0T
032不可04130715 0 0 0 00,3,5,2 0, 0, 5C
030不可89898921 0 0 0 04,5,2,0 5, 0, 5C
028不可02407525 015 0 00,5,5,0 0, 0, 0C
027不可52024314 0 0 0 03,3,5,3 0, 0, 0C
021不可66600210 0 0 0 00,0,5,0 5, 0, 0T
021不可62430116 0 0 0 03,3,5,0 5, 0, 0T
021不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
019不可98765119 0 0 0 03,5,1,0 5, 0, 5T
017不可520024 6 0 0 0 00,1,5,0 0, 0, 0C
014不可999999,空白 5 0 0 0 00,1,1,3 0, 0, 0C
014不可999998,空白 7 0 0 0 01,1,5,0 0, 0, 0C
010不可008140 7 0 0 0 01,1,5,0 0, 0, 0T
009不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C
008不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C
004不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
004不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C
003不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
002不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
002不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0T
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C
000不可期末試験放棄 0 0 0 0 00,0,0,0 0, 0, 0C

総合点は,試験得点に, 「レポート点」と「模擬試験の日の出席点」を加算したものです.

【評価の境界について】 「不可」 の境界は,単に総合点の切れのよいところ(点数間隔のあいているところ)とか, 切れの良い数字(一の位の数が0とか)などの根拠で設定しているわけではありません. 試験の各問に対する解答状況,レポートの提出状況,模擬試験日の出欠など, 総合点の構成する中身を吟味し,場合によっては,境界付近の人の解答用紙を取り出して検討し, 慎重に決定しています.その結果,各評価は以下のような割合になりました.

秀:4人 (6.5%)優:8人 (12.9%)良:5人 (8.1%)可:13人 (21.0%)不可:32人 (51.6%)

今年は,試験日が試験期間の最終日にあたってしまい,試験勉強疲れが出てしまったのでしょうか. 全体に点数が延びませんでした.

好きな数字(6桁)には,重複はありませんでした. また,今回は「個人識別番号」を空白にした人が4人もいました. 999996,999997,999998,999999, をふっておきましたので,自分がどれだか知りたい人は, メイル下さい.お答えします.

★★★★★★★ 各問題に関してのコメント ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【問題1】論述問題

(1) 定義の中にも,こめられた意味合いというものがあり,常にそれを考えて欲しいという気持から, 講義の中で強調した部分を出題してみました. 非常に短時間で10点をgetすることができる美味しい問題のつもりでしたが, 白紙の解答が目立った点が残念でした.

(2) ウインドウを効用を問う問題です. 図として,プリントの図そのものを流用し,思い出してもらいやすくしたのですが, 手がついていない人が目立ちました.

(3) 勉強したかしなかったかが,はっきり現れる問題となりました. 成績上位7名全員が満点(10点)の答案の書いたのに対し, 残り37名の中で満点の答案が書けたのは,たった1名しかいません. プリントにはっきりと解説してあったので,これができないということは, あまりプリントを読む時間がとれなかったということなのでしょう.

【問題2】

計算練習をおこたると,もっとも単純なフーリエ変換やフーリエ級数展開の計算すら, 意外にできないものなのです. そこで, 今年は,Aコースにフーリエ変換の問題を,Bコースにフーリエ級数展開の問題を出題してみました.

事前に練習して欲しかったので, 模擬試験のときに,Aコースのクラスでは「フーリエ変換の計算練習をするように」言い, Bコースのクラスでも「フーリエ級数展開の計算練習をするように」言ったのですが, Aコースで完答できたのはわずかに4名,Bコースでは0名でした.

この問題は,配点が重かったので,本年度の単位取得者数が伸び悩んでしまった 大きな原因のひとつとして,大部分の人がこの問題に全く手がつけられなかったことが あげられると思います.

【問題3】z変換

レポートを自力で解いた人に恩恵があるように,あえてレポートとほとんど同一の問題を 出題しています.それでも,どれもミスを誘いやすい問題ですので,満点をとった人は 素晴らしいと言えるでしょう.

【問題4】ディジタルフィルタ

7月頃に,宿題として出し,板書で解説した問題と類似の問題です. みなさん,比較的よく出来ていました.


2008年の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら.

2007年の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら

2007年の「信号処理論(Bコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら

2006年の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら

2006年の「信号処理論(Bコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら

2005年の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら.

2005年の「信号処理論(Bコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら.

2004年の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら.

2004年の「信号処理論(Bコース)」の試験結果と成績の速報は, こちら.

2003年度の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績は, こちら.

2003年度の「信号処理論(Bコース)」の試験結果と成績は, こちら.

2002年度の「信号処理論(Aコース)」の試験結果と成績は, こちら.

2002年度の「信号処理論(Bコース)」の試験結果と成績は, こちら.